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ハクサンシャクナゲ 秋田駒ヶ岳 2016.7.22撮影

ハクサンシャクナゲ  秋田駒ヶ岳      2016.7.22撮影

シャクナゲは徳島県のような暖地においては、山々を歩いていてもなかなか見られない貴重な花だった。
 

シャクナゲが特別に植栽されている山寺の山域にその花を見るために行ったこともあった。 しかし、秋田駒ヶ岳では、白色や、この写真にあるように、薄い紅色をまとった花びらを持つものなど、登山道でも、数多く見られ、シャクナゲコースといわれる山道さえあるほど。
 

北国の寒い高山でなにゆえにこのような美しい花が多く咲くのかーとしばしば不思議に思われたことだった。

東北や北海道の高山は、冬季には風雪の厳しい状況となるが、そこに驚くような美しく、清い雰囲気をたたえた花々が多く自生している。

人間が到底生きていくことのできない過酷な環境にあってなお、こうした麗しい花々はたくましくはるかな歳月を生きてきた。

それと 似たことは、人間の精神世界にも感じられる。 

ただキリストを信じているだけで、過酷な迫害を受けた人たちが歴史において多数存在してきた。旧約聖書の預言者たち、そして過去二千年の世界の各地での迫害そして世界の歴史に比類なき影響を与えてきたキリスト、そうした人たちもまた、過酷な状況のただなかにあって、限りなく清い高さと深さを花のように実現し、この世に証ししてきたのだと思わされた。                        (文、写真ともT.YOSHIMURA

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