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レブンウスユキソウ
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レブンウスユキソウ    北海道礼文島にて  2003.7.22
 今年の7月に北海道の第30回瀬棚聖書集会に参加したとき、40年近くまえに礼文島で、お世話になった方を訪ねる機会が与えられました。
 そのとき、その方の家族の方が車で案内して下さり、この貴重な植物の群生地を見ることができました。
 これは、有名なエーデルワイスととてもよく似た種類のものです。 エーデルワイスは、「アルプスの星」とも言われて、ヨーロッパアルプスを象徴する花だと言われています。
 エーデル edel とは、ドイツ語で「高貴な」という意味です。
  ワイス weissとは、英語のwhiteにあたる言葉で、ドイツ語ではヴァイスと発音し、「白」のこと、それでエーデルワイスという花の名は、「高貴な白」という意味です。
 この種類は、日本では、ミヤマウスユキソウ、ハヤチネウスユキソウなどがあり、いずれもよく似ています。
 中部地方の高山の一部、東北や北海道の高山に生えるもので、関西に住む人にはなかなか見ることができないものです。
 高い山にわずかしか見られないこと、しかもその厳しい寒さに耐えて、純白のすがたを現していることが、多くの人の心をひく野草となっているようです。
 私たちの心は、やはり、大気の清澄な高きところや、白で象徴される清められた状態にと向かうものだからです。