(富士山)    2011.1.3

この富士山は、今年12日(日)〜4日(火)まで、静岡県伊豆における新年聖書集会の早朝に見たものです。山の全体が雪に覆われ、朝日を浴びてほんのりと赤みがかった その姿は、静まり返った早朝に、魂の中までしみ通るような美しさでした。

 いままで、山中湖にいった時とか、新幹線の車窓からまた各地からいろいろな富士を見てきましたし、富士の写真などはたくさん目に入るし、有名すぎてとくに山としては私は関心を持てなかったのですが、今回の富士はなにか生きた力をもって迫ってきた思いです。 このような静かでかつ霊的な富士は始めてのことでした。

 しかもその朝は、新年二日目、聖書の学び、礼拝のための集会のために伊豆まで来たときでしたから、いっそう神が私たちの集会を祝福をもって見つめてくださっている実感を与えられたのです。

 神の御手のうちにある厳粛さ、清さ、美の一端がこうした山の姿に表されている。「天は神の栄光を表し、大空は神の御手を示す」(詩篇192)とありますが、こうした山のすがたも確かに神の栄光とその御手を示すものだと言えます。 

 (文: T.YOSHIMURA、 今回の写真は、私がカメラを持参していなかったために、新年集会に参加しておられた赤塚牧さんに依頼して撮影していただいたものです。 )

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