リストボタン休憩室    2006/2


梅、蜜蜂

二月も下旬になってようやくわが家の梅の花が咲き始めました。水仙は以前から寒さに負けずに次々に咲いていますが、梅は早い年なら十二月の終り頃から咲き始めるのに今年は二月に入っても花が見えないという異例の状態でした。ようやく咲き始めた梅の花には、待ちかねていたように毎日メジロがやってきて蜜をすっています。
わが家の近くにある栗の木の根元のところに、日本ミツバチが数年前から住み着いて巣を作り、そこから二月というのによく出入りして足に花粉をつけたミツバチが活動しています。まだ他の昆虫たちは全くといってよいほどみられないのに、特別に寒さに強いようです。この寒気のなかで飛び立ち、冷気をついて飛び続けるなら、体が冷えきって飛べなくなるのではないかと思われますが、不思議な力を与えられているようで次々と飛び立ち、また帰って来ています。
ミツバチが目的の花のあるところに飛んでいくのは神秘的な行動です。仲間の行動で教えられて花のあるところまでの距離、方向、蜜の量などを知るというのですから驚かされます。蜜を吸いすぎても重くて帰れなくなるし、どこが自分の巣か分からなくなるかも知れない、風や雨が強かったら途中で疲れて落ちてしまうかも知れないのです。家にいくつもの巣箱があったため、子どものときから私は蜜蜂をよく観察していましたが、巣箱のそばでじっと見ていても飽きることがなかったものです。
この小さな昆虫を創造し、背後で大きな御手で支え、特異な能力を与えて生かしている神のわざを感じさせてくれます。


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今月は集会員のK姉のお母様が召され、キリスト教式で前夜式、葬儀が行なわれることになってその準備のために「いのちの水」誌の発行が遅くなりました。K姉のご父君も四年前に召され、そのときも、いろいろな困難はありましたが、キリスト教式で葬儀などを行なうことができました。
このように、もともと未信者であったご両親の葬儀を二人とも、キリスト教式ですることができるのは、一般的にはなかなか困難であり、神の導きを感謝したことです。 集会に属する人たちと一部その家族たちも参加し、前夜式、葬儀にはそれぞれ三五名、四〇名ほどが参加し、眉山のキリスト教霊園での納骨式にも十数名の方々が参加されました。 キリスト教には初めての親族、職場関係の参会者、近所の人たちなども二回にわたって聖書の話に接することになったので、そうしたみ言葉が主によって用いられますようにと祈ったことです。
  
キリスト新聞二月二五日号に、私たちの集会員の貝出 久美子姉、伊丹 悦子姉の詩集の短い紹介がコラムで掲載されています。キリストの福音はいろいろな形で伝わります。この二つの詩集も主が用いて下さるようにと願います。
なお、聖書の中の最も重要な書物のひとつであるイザヤ書など多くの預言書や詩編、ヨブ記などは詩のかたちをとった神の言葉であり、聖書においては詩は特に重要なものと位置づけられています。
貝出さんの詩集のうち、在庫があるのは、第四集「ともしび天使」と第七集「天使からの風」(共に一冊百五十円)で、伊丹さんの詩集は、〇四年の「いつかの風」と〇五年の「朝の祈り」(共に一冊千三百円)がありますので、希望の方は申し込んで下さい。

今月号の「神の意見と人間の意見」という文で書きましたが、この「いのちの水」誌も、第一の願いは神の意見(ご意志、言葉)を少しでも正しく伝えたいということです。私たち人間の意見や感想、あるいは学説などというのは実に変わりやすく、それをいくら戦わしてもまた変わっていくものです。しかし、宇宙を想像され、すべてを御存じの神のご意志を直接聖書に基づいて学びとることは永遠に変わらぬ真理に基づく意見を知ることになります。

二月十三日(月)の夜、沖縄の友寄 隆静兄との交流会がありました。友寄兄は仕事の関係で徳島に来られたので、予定が終わって、夜の八時過ぎから徳島聖書キリスト集会の集会場に来ていただき、十一時ころまで、聖句についての短い話しと感話、意見、そして讃美などの交流会を持つことができました。十人ほどの集会でしたが、こうして集会場にて数時間の交わりを与えられることで、いっそう沖縄も近くなった感じがします。なお、弟さんの友寄 隆房兄は、一九九一年の徳島での、無教会・キリスト教全国集会のときに参加されたことがあります。


リストボタンお知らせ

33回 キリスト教・無教会四国集会が、次のように今年は愛媛県松山市で開催されます。
・主題「イエス・キリストの真実」
・期日 二〇〇六年五月一三日(土)13時~一四日(日)1220
・場所 スカイホテル (松山市三番町八ー九ー一)
・主催 松山聖書集会(連絡先 松山市土居田町747-4 冨永 尚 TEL 089-971-9276
今回の四国集会について、松山聖書集会からの実施要領案が送付されてきました。それによりますと、
「昨年秋に、今回のテーマ『イエス・キリストの福音』の趣旨についてお便りを差し上げましたが、アンケートはがきのご意見などに基づき、今回はできるだけたくさんの方々に、イエス・キリストにあって自由に福音を語っていただきたく」とあり、多くの参加者が15分程度の感話という形で、キリストの真実を語ってもらう、という内容になっています。まだ、案ということですが、予定に早く入れておいて頂くためにここに紹介しました。
キリスト新聞二月二五日号に、私たちの集会員の貝出 久美子姉、伊丹 悦子姉の詩集の短い紹介がコラムで掲載されています。この詩集を希望される方は、吉村まで。

今年のイースター(復活祭)は、例年より遅く、四月十六日
(日)です。私たちの集会では毎年特別集会を持っています。日頃参加していない方々も、キリストの復活という最大の出来事をともに記念し、復活のいのちをいただきたいと願います。


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