リストボタン編集だより   2006/12

この一年も、主に導かれ、読者の方々、そして私どものキリスト集会の方々に支えられて、「いのちの水」誌の発行を続けることができたことを感謝します。この小さな印刷物ですが、タイトルのように神のいのちの水が少しでも注がれることに用いられますようにと願っています。

今月号の「平和への道」という文は、十二月十日(日)の午後二時から大阪市中央区 アピオ大阪市立労働会館で行なわれた、クリスマス講演会で語ったことをもとにした内容です。
当日は、引用したキング牧師の、一九六三年八月二八日の、ワシントンD・C リンカーン記念聖堂での演説の録音の一部を聞いて頂きました。
I have a dream
という有名な演説で、特にその終りの言葉、「ついに、自由だ」の部分、「Free at last, free at last. Thank God Almighty, we are free at last.」と語る彼の言葉には、あたかも背後に目に見えないお方がいて、彼に語らせているかのような力強さがみなぎっています。
 今も、神は、私たちの背後にいて、「ここに真理が、自由がある」と語りかけて下さっているのを思います。

来信から
・「いのちの水」11月号では漱石の「心」とトルストイの「アンナ・カレーニナ」が取り上げられていまして、懐かしく思い出されたことがあります。
高校時代に私はこの二作品を、文化祭で研究発表したことがあったのでした。両者とも 自殺 という悲劇で終わっていますが、その原因を考えるべく研究し始めたのでした。キリスト教にホンの少しふれていた時期でした。「心」には心の重荷から開放されるヒントは見出せなかったけれど、思春期の私には「心」の重苦しい心の内面に自分を重ねて惹かれるものがありました。
「アンナカレーニナ」ではレーヴィンこそトルストイ自身であるとわかり、光の道があることを知りました。 「いのちの水」を拝読し、後者を再び読み直したいと思いました。(関東地方の方)

・「いのちの水」誌から、私の今に呼びかけて下さいます様々の神様の細きみ声が、聞こえてきます。そして何よりも「祈りの心、祈りの手は生きている人間に」との言葉を大切に心に受けました。
十月に日光に行ったとき、いろは坂を上るほどに深まる紅葉に、神様に導かれて歩む人生の秋の彩りを思いました。
そして「九十の坂は胸突き八丁」と言われながらも、「主に負われて百歳」を豊かに生きられたK先生のことを天国に偲びました。(関東地方の方)


リストボタンお知らせ

十二月三十一日(日)は今年最後の主日礼拝で、いつもと同様に午前十時三十分からの開催です。また、その翌日の一月一日は、二〇〇七年の元旦礼拝で、例年のように午前六時三〇分から始まります。三十一日の礼拝が前日にあって、礼拝が続きますが、新しい年を神の言葉によって始めることができる恵みを共にできますようにと願っています。

一月の、鈴木宅での小羊集会は、いつもの第一水曜日でなく、第二水曜日の一月十日午後三時三十分からとなります。

以前にも紹介したことがありますが、パソコンでインターネットを用いている人は、つぎのサイト(高槻市の那須 容平さんによる)によって、私たちの徳島聖書キリスト集会の日曜日の礼拝の聖書講話をそのまま、ダウンロードして聞くことができます。http://www.geocities.jp/ekklesiajapan/

二〇〇七年の四国集会の予定が高知県の甲藤 浩三兄から送られてきました。
・主題「一人も滅びないで」
・日時 五月十二日(土)十二時~十三日(日)十二時まで。
・場所 高知共済会館
780-0870
高知市本町五丁目三~二〇(高知市役所の西隣り。玄関前の道を隔てた前方に駐車場がある。)
この四国集会も主の祝福と導きを受けて、御心にかなうものとなりますようにと祈ります。


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