リストボタン編集だより

今月号は、五月五日~六日に名古屋市で開催された、キリスト教・無教会青年全国集会で、テーマの「信仰とは何か」ということでお話ししたのでそのことについて書きました。
今回の準備を通じて、あらためて旧約聖書、新約聖書双方での信仰とは何かということを考えなおし、さらに他の宗教の信仰とは何かということをも考える機会となりました。
今月号に掲載したのは、信仰についての短い記述にすぎないものです。私たち一人一人が、聖霊を受けて信仰の本質に迫り、導かれたいと願います。

来信より
・「いのちの水」四月号の十一頁の一段目にある問いかけ、「しかし、弱き者、苦しむ者、また社会的には小さき者たちへの愛は増え広がっているだろうか。」に強いインパクトを感じました。
 つい最近のNHK・BS「未来への提言」で、USAの著名な経済学者が、「世界の人口は66億人、その中の14億人が極度の貧困で飢え死にの危険にさらされている。国連の定義における極度の貧困とは一日の生活費が25円以下の家族を言う。日本がGNPの僅か0.07%の拠出を継続すれば、14億人全員を飢餓から救出できるのに、日本政府はどうして実行しないのだろうか?
ドイツでも日本に同様の不満を持っている。日本は世界貢献をしている、していると繰り返し言うが一体どんな誇るべき貢献をしているのだろうか?
海上給油等一体誰のために何の意味があるのだろうか? 日本は自らの将来のためにも、世界からの信用を得るためにも 今こそ14億人の飢餓救済に立ち上がるべきである。
日本は伝統的に市民運動が弱いが、市民のNPO活動で政府を動かして行くことはできないものでしょうか。」と言っていました。(九州の方)

・エレミヤは神から御言を託されて、宣べ伝えるエレミヤの苦難と悲哀を思わされます。イエス様にあっては、なお深くあって、霊肉との痛みいかばかりだったことでしょうか。神のことを目標に歩むには、生半可ではいけないこと心に定めておりますが、弱く愚かな自分でございます。
徳島の集会の皆さまとともに、礼拝の録音CDによって聖書の学びと聖霊の交わりをさせていただこうと存じます。本当に嬉しく感謝いたしております。
(東北地方の方)


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北海道 瀬棚聖書集会のお知らせ
今年の、第36回 瀬棚聖書集会は、七月十六日(木)~十九日(日)の三泊四日と決定したと、責任者の野中 信成さんから連絡がありました。近いうちにプログラムや申込書ができるとのことです。
毎年テーマが瀬棚集会の人々で話し合って決められて、それに基づいて聖書講話や話し合いもなされてきました。今年は、神様の声を聞こうということ、日常の中で神様の声を聞くという希望を生かして、「主よお話ください」がテーマになったとのことです。
主が私たちに語ってくださるみ声をはっきりと聞き取るときには、力も同時に与えられて何かよきものが進んでいくものです。ことしの瀬棚聖書集会がこのテーマが祝福され、参加者のすべてが、主よお話しください、との祈りと願いをもって参加し、その祈りに主が応えて語りかけて下さいますようにと祈って備えたいと思います。

イースター特別集会
四月十二日(日)はイースター特別集会でした。こどもたちと共に、賛美やミニ劇、いのちのさと作業所の人たちの賛美、それから聖書講話、特別讃美として、全盲の人と健常者とのデュエット、二人の全盲の人によるギター賛美、手話讃美、そしてコーラス、有志八名ほどによる感話、そして参加者との会食、そのときにも感話などを司会者が随時指名して話してもらうといった交流のときなどが内容でした。
今回の特別集会では、徳島聖書キリスト集会のホームページを見て、香川県から家族で参加された方があり、またいつものように、ふだん参加していない人も加わってキリストの復活の意義、十字架の罪の赦しと復活を与えて下さった神への感謝と賛美、そして私たちにもその復活の命を与えられたいと願い祈るときとなって感謝でした。 (参加者は七十四名。)
第一回 キリスト教・無教会青年全国集会について
五月五日(火)~六日(水)の二日間、名古屋市の金山プラザホテルにて、初めての青年全国集会が「信仰とは何か」ということをテーマとして開催されました。ちょうど一年前の徳島での無教会・キリスト教全国集会の全員の自己紹介のときに、小舘 美彦さんが、青年の全国集会が必要だ、と開催への志を公言されてから、私自身は青年でないから、参加することはないけれども、そのような集まりがなされればと祈り、願ってきたところでした。
しかし、思いがけないことに、聖書講話の担当ということで、五十歳を超えた者としてはただ一人参加することになって、初めての出会いもいろいろ与えられて感謝でした。
全員の自己紹介、石原野恵さんによる証し、信仰とは何か、との講話(吉村孝雄)、小舘 兄による内村鑑三の信仰論。また、信仰に関する聖句(那須 容平兄担当)、多様な賛美として、ゴスペルを数曲歌うとき(佐藤晃子さん担当)、また、二日目には心にひびく静かな祈りと賛美(の時間中川 陽子さん担当)もありました。
グループを四つに分けて、信仰についての自由な話し合いがなされ、初めての人もまだ信仰の十分でない人も気後れすることなく参加できたようです。
参加者は、千葉、東京、神奈川、愛知、奈良、兵庫、大阪、徳島、福岡の九都府県からで、二七名が参加しました。そのなかには、キリスト教の集会や聖書の学びの会などはまったく初めての人、病気があって今までの全国集会なども参加できない状態であった人、また仕事がとても忙しくて聖書を読む時間も少なくなっているという人、あるいは結婚して二カ月もたたないフレッシュな夫妻での参加の方、まだ罪というのはよく分からないと率直に言われた方、教会に参加しているので、無教会の集会には初めてという人、きょうだいでの参加の方いろいろな方々でした。
とくに、私たちのキリスト集会の戸川茂雄、恭子ご夫妻が三五年以上も昔、信仰も持っていなかったときに、淡路に住んでいたときの友人の娘さんが、いままでキリスト教の集会には一度も参加したこともなく、知っているひとも誰もいないにもかかわらず、今回の青年全国集会に参加されたことも感謝でした。 主が働いて下さって、このような参加もあったのだと感じました。
だれも今まで無教会としては考えたことのなかった、このような集会なので、参加者もどんなものになるのか、予想しがたいなかで何かに押されるようにして、このようにいろいろな地域から参加されたと思いますが、二日間終わってどなたも参加してよかったという気持のようでした。
やはり神の国のために思い切って決断して一歩を踏み出すということは、主が予想しない形で助けて下さり、導いて下さるということを実際に今回も知らされた思いです。
来年もぜひ開催してほしいという希望が多かったと思われます。主が今後とも、この青年全国集会を見守り、導いて下さり、福音がより多くの若者、青年たちに届くための集まりとして前進していきますようにと祈ります。
なお、この青年全国集会の録音は会場録音で聞き取りにくいのもありますし、一部欠けていますが、大体の雰囲気はつかめる程度の録音はしましたので、USBメモリ、またはCDで希望の方には送付できます。いずれもMP3のファイル形式です。CD、またはUSBメモリいずれも、送料ともで五百円です。


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