「祈りの友」の規約 

「祈りの友」は一人のキリスト者、内田正規(まさのり)の肺結核の同病者のための祈りという一つの小さなところから1932年に始まった。イエスの十字架の死が午後三時であったことから、「午後三時祈の友会」という名称で続けられてきた。

 その後、いろいろな経過を経て、現在は、次のような内容の「祈りの友」として続けられている。 

1、私たちは、主イエス・キリストとその父なる神を信じる、また、信じようとする集まりであり、人々が、この世におけるさまざまの苦しみ、悲しみから救われるように、更に人間の真の幸いをさまたげる根源となっている罪(真実で愛と正義に満ちた神に背くこと)から解放されるように、そして神のみ国が速やかに来るように、互いに祈られ祈る群れである。 

2、入会には何の資格も要しない。ただ主イエスに対する真実あれば足りる。又会員としての義務や責任も強いられない。各個人の神に対する信仰と良識とによっ て行動する。 

3、会の名称は「祈りの友」と言い、会報として『祈りの風』を、年に一度、10月に発行する。それとともに、年に2回、「祈りの課題集」を発行し、会員の祈りの課題を出し合って祈られ祈るための参考とする。

 その発行費や会員相互の連絡その他に要する費用は、有志の献金(自由協力費)による。

4、私たちは神に祈るという事を主体とする。神を信じ、互いに祈りあう 友垣の間には、「聖霊による交わり」(Ⅱコリント 1313)、言い換えると、神の愛の交わりが起こる のは自然で、そうした祈りと愛の交流の中に、神の国 の真の姿を見るのを喜びとする。

(これは、以前の「祈の友」誌の巻末に掲載されていた「清規」(規則)を新しい「祈りの友」にふさわしいように、若干の修正、追加などしたもの。)