2011年度「報告ページ」
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来信より
「原子力発電と平和」の本に関して
・ある方から、 これ読んでまわして、と手渡されたのが、「原子力発電と平和」でした。
ほんとうに、よくお知らせ下さり、知らないことだらけでした。
キリスト者にとっては初めであり、終わりである神のみ言葉の一つ一つは実現していくのですが、 人間の側で神などいない、として生きていくとき、(どのようなことが生じるのか、今回の原発の事故は)その結果を刈り取る時が来ているのでしょう。
何をなすべきか、毎日問われていますが、時がよくても悪くても福音を宣べ伝えよ、のみ言葉に従えない弱さを差し出すのみです。
この本をクリスマスプレゼントに入れようと思いますので、同封した金額で本代と送料にしてください。(関西の方)

・「原子力発電と平和」10冊をありがとうございます。心ある方々にお送りして読んでいただきます。
私自身、原発については無知、無関心であったことを恥ずかしく思います。 発起して原発関係の本を読んだり、テレビの関連番組を観ておりますが、視座が定まらずにおりました。このたびの冊子の副題(キリスト者の視点から)を大事に学んでまいります。(関東の方)

・「原子力発電と平和」の本を、同じ集会の方々や、キリスト者ではないけれどキリスト教や憲法9条、原発問題に深い関心を持っておられる元の職場の方などにも届けさせていただきました。
最後に収録されている「平和への道」以外は、ほとんど「いのちの水」誌で読んで学んだはずなのですが、こうして一つの書にまとめられると、新たな感銘と多くの気付き、示しを受けます。
・また「地震と神の愛」、「平和への道」とを併せて学ばせていただく中で、どんなに暗く、苦しい事態の中にも、神様の愛の御心が秘められていることを固く信じて待つことの大切さをあらためて学ばせていただきました。(関西の方)
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○「原子力発電と平和」の本。第二刷を出したあとも、申込が続いていますので価格、送料などを書いておきます。
10冊セットで購入される方が多いですが、ある方は20冊注文し、さらにまたしばらくして20冊、その後さらに40冊を申込されてきた方もおられます。原子力のことだけでなく、キリスト教の真理にも言及しているので、原発問題と福音伝道の双方の点から用いてくださる方が多くいます。
価格は、1冊500円。 送料は100円。3~5冊までの送料は300円。10冊セットで購入の場合は、価格は、3000円、送料は500円とします。

○12月11日(日)の午後からの大阪府高槻聖書キリスト集会での、主日礼拝では、兵庫県三田市の河野正道さん(関西学院大学経済学部教授)が、関西学院大学に半年ほど講義に来られているスイスのリーネマン夫妻たちを同行して参加されました
夫君のウォルフガングさんはベルン大学で倫理学を、奥さんのクリスティーネさんも、バーゼル大学でエキュメニカルな宣教に関することに関することを教えておられるとのことで、その専門の関係から、無教会のことにも関心があるいうことで参加されたのでした。
礼拝集会のあとの懇談で、クリスティーネさんが話されるには、ご夫妻とも、原子力発電は明確に廃止すべきだという考えを推進しているとのことでした。原発問題など話しはじめたら、すぐにクリスティーネさんが、私に「あなたは原発を廃止すべきと考えていますか、それとも継続すべきという考えですか」と単刀直入に言われました。私はずっと以前から原発の問題には廃止すべきだと考えている旨を伝えました。すると、彼女は、日本ではキリスト者が原発に反対するということを、公のテレビ、新聞などのマスコミでその意見を述べていますか…などの問いかけがありました。残念なことに日本ではキリスト者はわずか1%ほどで、テレビや一般の新聞ではキリスト者の原発に関する意見などはまったく取り上げられてはいない現状を話すと、残念そうでした。
なお、この方々とともに、関西学院大学神学部の準教授の岩野祐介さんという内村鑑三や無教会に関心をもっておられる方も同行されました。

○聖書講話CD
引き続いて、吉村孝雄の聖書講話CDも、申込があります。
ヨハネ福音書CD5巻、詩篇CD12巻、創世記CD3巻、ルカ福音書CDなどが発売中です。
MP3対応の機器、またはパソコンによってきくことができます。それぞれ、2000円~3500円ほどの価格です。
MP3対応 ビクター製のCDラジカセも在庫あります。1台価格は8000円です。
このヨハネ福音書や詩篇を、個人の家庭礼拝や、集会でも用いておられる方々もいます。また、福音ラジオのように聞いておられるという方もいます。

○クリスマスには、主が一人一人のところに来られ、その心の内に新たに生まれてくださいますよう、また、来るべき新しい年には、主が新たに聖霊を注ぎ、み言葉を賜ってくださいますようにと祈ります。

○中部地方などへの訪問
5月28日(土)~6月1日(水)ころまで、私は、長野や静岡などのいくつかの集会にてみ言葉を語らせていただいたり、個人的訪問の予定があります。問い合わせは、吉村、または連絡先まで。

・5月28日(土)17時~18時30分半 松下宅家庭集会(長野県下伊那郡松川町元大島5441-5 )

・5月29日(日)主日礼拝 10時~14時 上伊那聖書集会(伊那市西箕輪大泉新田2020 有賀製材所事務室2階 連絡先 有賀進宅 電話 0265-76-6646)

・5月30日(月)午前9時半~12時 南アルプス聖書集会
(ふだんは加茂悦爾宅ですが、今回は山口清三宅。山梨県北杜市長坂町大八田604-1 問い合わせは加茂宅(電話 0552ー82ー2750) ・集会場所 山口宅 電話 0551-32-0026
・5月30日(月) 午後3時~5時 多摩集会 八王子市緑町170ー4(永井宅)電話0426ー25ー0178

・5月31日(火)午前10時~12時 清水聖書集会(西澤宅)
静岡市清水区山切102-80
電話 054-363-0456
☆以上の各地以外にも、「祈の友」その他の個人的訪問の予定をしています。

○イースター(復活祭)特別集会の報告
4月24日のイースターには、いつものように、子供のための紙芝居「イースターの朝」、こどもと一緒の賛美やいのちのさと作業所に関わる方々の歌、聖書講話、讃美タイム(コーラス、ギター賛美、デュエット、手話讃美)、7名による感話、昼食と交流、全員によるひと言メッセージなどのプログラムで、ふだんは参加できない方々、県外(香川県)の参加者、また年に数回の特別集会だけに参加できる方、初めての方などが参加して、死せる者の復活、再生をテーマとしてみ言葉を学び、礼拝を与えられました。(参加 81名)

○原子力発電の問題点、その本質などについての本の紹介
1、「世界」岩波書店発行の月刊雑誌
福島原発の大事故以来、原発の危険性を問うた書籍がたくさん購入されているようです。岩波書店の雑誌「世界」は、現在の日本で発行されている月刊雑誌のうち、質的な高さはトップクラスと考えられます。今年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」は、今回の大事故が起きる直前でもあり、「世界」の編集者とその投稿者、そして岩波書店の見識の高さが明らかになり、預言的内容となったと言えます。
徳島聖書キリスト集会としても、「世界」を60冊ほど購入しましたが、2週間ほどで すべて(一部県外)が集会員によって購入され、関心の高さを感じています。
この5月号への購入希望が相次いで、いつもの号ならやらない増刷をしたというのに、インターネットでも購入が困難となっており、ネットの古書店でもまだ発行されたばかりの五月だというのに二倍ほどになっています。また、1月号は、原発の危険性への警告を特集した号でしたが、それはネットでは、1万円(定価840円)いどにもなっています。
それほどこの雑誌への評価も高まり、原発への正しい考え方を求める人たちが増えて、関心が高まっているのです。
・「隠される原子力・核の真実」小出裕章著 創史社 1400円(著者は、過去40年を越えて一貫して原発の危険性を説いてきた学者。京都大学原子炉実験所助教)→この本については、ネットで購入できますが、インターネットをしていない方、書店が近くにない方などは、奥付の吉村孝雄宛て申込があれば、複数冊であってもお送りできます。一冊1400円5冊以上は、一冊千円とします。(いずれも送料当方負担)
2、「原発事故はなぜくりかえすのか」高木仁三郎著 岩波書店 735円(これは、原発の危険性を生涯にわたって説き続けた著者が、ガンの重い病状のなかで、ベッドに横たわったまま、死期の近づくのを意識しつつ、最後の力をふりしぼって書くべき内容を録音し、そのテープ起こしに手を入れたところまでやり、その数カ月後に逝った。)

3、「原発はなぜ危険か」田中三彦著(元原発設計技師の証言)同右

4、「市民科学者として生きる」高木仁三郎著 岩波書店 これは著者がガンになって最後の書とするつもりで書いたもの。その直後に東海村JCO臨界事故という重大事故が発生し、さらに言い残しておきたいこととして書いたのが前述の2の本であった。
○MP3録音のCDを聞くための対応プレーヤについて。
上記の、MP3・ルカ福音書CDを聞くための機器として、十二月号で、それまでこの欄で紹介してきた、MP3対応 CDラジカセが生産終了品となったことをお知らせしてありました。
その後、さらにインターネットで調べた結果、ラジカセタイプでMP3録音を聞くことができる機器が別のメーカーから新たに販売されているのがわかりました。 これは、DVDとも対応になっています。ケーブルでテレビにつなぐとDVDも見ることができるというものです。
ただし、これは、以前紹介していたMP3対応 CDラジカセのように、USBメモリなどは使えません。
この新しいタイプのCDラジカセは、インターネットから購入できますが、ネットからの購入ができない方々には、従来のように私のほうからお送りすることができます。価格八千円。 (送料当方負担)

○浦和キリスト集会20周年記念礼拝に参加(埼玉県うらわ市)
関根義夫氏が責任者である集会に招かれて4月2日(土)と3日(日)、聖書講話と懇談の会がが与えられました。
今回は、朝はやく徳島を発って、礼拝前日の土曜日の午後に時間を取ることができたので、森山浩二さんが寮長をされている春風学寮(*)を訪ねることができました。ちょうど春休み中でその学寮の学生さんの参加は、交流会が終わるころに一人、その日に寮に入った学生が加わっただけでしたが、そこから10キロほどの距離にある、登戸学寮の学生4人と寮長の小舘美彦さんが来られ、さらに森山さんの親族の方の参加もあり、2時間あまりの交流会を与えられ、感謝でした。
登戸学寮生の4人のうちの2人は、今年2月末に三日間徳島集会訪問をされ、また他の二人も、去年の青年全国集会で共に参加していたので再会を感謝でした。
その夜は、うらわ市の埼玉教育会館にて、2時間ほどの交流会が与えられました。遠くから1時間半ほどもかけて、高齢の武祐一郎氏(キリスト教独立学園元校長)が参加して下さり、合わせて15人ほどの方々とともに主にある交流の機会が与えられて感謝でした。
武さんが、「関根さんもはやく仕事(医者、病院長)を終えて、キリスト教伝道にすべてを注ぐ生活になって欲しい」との願いを言われていましたが、私も福音伝道に一日のすべてを注ぐ人が無教会から次々と出てほしいと願っています。
翌4月3日(日)は、「神の愛-闇と混沌のなかで」という題で、詩篇23、22篇などを引用しつつ話しをさせていただきました。東日本大震災に親族、友人が被災されている方もあり、また福島原発からの放射能の影響を弱いとはいえ、日々受けていることもあって、参加者の方々の真剣な姿勢が感じられました。
私も、このような日本の状況にあって、今回の大災害を切実な問題として受け止めておられる方々を前にして、いかに語るべきか、主からのみ言葉を日々待ち望みました。
主が参加された方々のうえに聖霊を注ぎ、み言葉の力を与えてくださいますように、そしてさまざまな被災を受けられた方々、今後も心身に重い負担となっていくであろう多くの方々の上にも主の愛の御手が臨みますようにとの祈ります。
浦和集会以外の集会の方、またふだんは勤務その他で日曜日の礼拝に参加していない方々の参加もあり、午後の交流会によっても、新たな交わりも与えられ、多くの恵みを受けた二日間でした。主催者の関根義夫氏ご夫妻、浦和キリスト集会の方々、祈りをもって準備してくださったことを思い、深く感謝です。
今後とも、主が責任者の関根義夫氏夫妻と集会の方々を守り、祝福して下さり、浦和キリスト集会がさらに福音のために用いられますようにと祈り願っています。

(*)春風学寮について
春風学寮は 1929年、道正安治郎によって創立。内村鑑三にはじまる無教会のキリスト教精神を土台に、「神を畏れ、学を励み、…寮生相互に愛と信頼とを厚くする」ことを目的として設立された男子学生寮。創設者の道正氏は若き日におけるアメリカでの7年間に及ぶ遊学体験を積極的に生かすべく、満鉄を敢えて辞し、私財を全て投入し、満鉄社員の子弟養育のため、東京に理想的な居住環境を整えた。以来、戦中(道正氏は平和的発言により治安維持法違反嫌疑で投獄)、戦後の困難な時期を乗り越え、春風学寮は多くの若人達に純粋なキリスト教信仰の伝達と共に、青春の豊かな出会いと協同の学びの場を提供し続けて今日に至った。

○イースター特別集会
イースター(復活節、復活祭)は、別稿で述べたように、キリスト教で最も重要な記念の行事です。共に参加していかなるこの世の力にも打ち倒されない、復活の力を与えていただきたいと願っています。
・日時 4月24日(日)午前10時~14時。
・場所 徳島聖書キリスト集会場
・内容 こどもと共に、手話讃美、コーラス、聖書講話、有志の感話。食事と交流会など。
・申込 会費500円。(昼食代金)
・申込先 貝出久美子(電話 090-1176-9040、E-mail kumistaurostoko@ybb.ne.jp)

○移動夕拝
今月は、4月26日(火)夜7時30分から、中川 啓・春美夫妻宅です。

○詩篇講話のCD(MP3版)は、第1篇~第90篇までの4枚が出来上がったので、希望者にお届けできています。後半91篇~150篇は、試作版ができていますのでそのうちにお届けできると思います。これは10数年前からの主日礼拝や各地での家庭集会、あるいは県外での講話などを集めたもので、手直しする時間がなく、そうした集会で話したそのままの録音で、不十分なものですが、完全なかたちにしようとする時間が到底とれないので、そのままでも少しでも参考になればと、制作したものです。
このCDを聞くための機器として、パソコンがあればよいのですが、パソコンがなくても、聞ける機器としては、持ち運びできて便利なMP3対応のCDラジカセも私のところで扱っていますので、希望の方は申込ください。最近も何人かから申込がありました。操作は全く普通のCDラジカセと同じです。(送料共1万円)



○岩野 梅子姉、召される。岩野さんは12月29日の昼前に、主のみもとへ行かれました。90歳でした。30日に前夜式、31日のおおみそかの日にキリスト教式で葬儀が行われました。(徳島聖書キリスト集会主催、式辞 吉村孝雄)
召される5日前に、私たちの集会員約20名がキャロリングで、岩野さん宅を訪問して、寒い風の吹きつける中を、ご夫妻で喜んで迎えられたのでした。
なお、眉山におけるキリスト教霊園での納骨式は、一月二三日(日)の午後一時三〇分から行うことになっています。参加希望者は、一月二〇日(木)までに吉村(孝)まで申し出て下さい。

○一月十六日(日)午後、読書会。煉獄篇29歌。
○一月三十日(日)には、例年のように、ギデオン協会の方が主日礼拝にも参加され、礼拝が終わってからギデオン協会の活動についてお話しされます。
○今月の移動夕拝は、一月二十五日(火)午後七時三十分~九時すぎまで、板野郡藍住町の奥住邦昭、芙美子ご夫妻宅にて。

○「野の花」文集の発行
「野の花」ができました。94頁。投稿者は徳島県内が多いですが、北海道から沖縄までさまざまの地域からの方々百名ほどです。「いのちの水」誌に同封されてない方、あるいはさらに余分を希望する方は、吉村 孝雄まで申込してください。一部二百円(送料は何部でも百円とします。)代金は、「いのちの水」誌奥付の郵便振替でお願いします。少額のときは、八十円~二百円ほどまでの切手でも結構です。

○北田 康広さん、来徳。
12月11日(土)の午後、北田康広・陽子夫妻がアスティ徳島において開催された、第10回全国障害者芸術・文化祭とくしま大会にて、 「北田康広トークコンサート」がありました。北田さんは徳島出身なので、時々このような県の行事にも呼ばれてそのピアノや歌が用いられています。一昨年の東京・青山学院大学での無教会全国集会の夜の音楽のプログラムにおいても、北田夫妻が歌とピアノ演奏をされています。
いまから三十年ほども昔、私が高校教員から盲学校教員に転じたときの担任のクラスにいたのが、北田さんでした。盲学校在学中、校内で私が開いていた聖書の学びの会に、数度勝茂さん(徳島聖書キリスト集会のホームページの作成を担当)と二人で参加していたこと、また短期間ですが私たちの徳島聖書キリスト集会にも参加していたことを思いだし、私たちのキリスト集会に視覚障がい者が多いのは、3年しか勤務しなかったその盲学校勤務を祝福してくださったことを思います。

○一月二日(日)~四日(火)まで、静岡県の伊豆で、キリスト教独立伝道会主催の新年聖書集会が開催され、聖書講話を依頼されましたので、吉村(孝)は、三回にわたってみ言葉からのメッセージを語る機会が与えられました。「喜びと力のおとずれとしての聖書」というタイトルで、旧約聖書の創世記と出エジプト記、そして二回目は、詩篇から、三回目は新約聖書からの喜びと力がいかに記されていて、その背後から神が熱い心をもって私たちに喜びと力を与えようとされているか、ということについて語らせていただきました。
実際に、こうした三日間にわたる共同の生活において、み言葉を中心としてともに祈り、賛美することの大いなる祝福を感じたことでした。

○キリスト教独立伝道会
今回の静岡県伊豆での新年聖書集会は、キリスト教独立伝道会主催です。前月号にこの伝道会のことを紹介しました。毎月の会費は二百五十円(年間では三千円)で会員となれますし、その他に何ら特別な義務があるわけではありません。 この会費納入と祈りをもって覚えるということだけです。また、退会もいつでもできます。
年に四回ほどの伝道会通信が送付され、伝道会の活動に加わることができますので、伝道などできないと思っている方々でも、このような会に加わることで福音伝道にかかわることができるのでお勧めしています。
私自身も以前に伝道会に加入したことで、会員にならなかったら得られなかったであろう新たな学びや主にある交流が与えられて感謝しています。

○詩篇の聖書講話CD
詩篇を学びたい、表面的な言葉を越えて、もっと深い意味を知りたいと願う方々が多くいます。徳島聖書キリスト集会では、主日礼拝や夕拝以外でも各地にある家庭集会で、過去二十年ほどをとっても絶えずどこかの集会で詩篇を学んできました。現在も、複数の家庭集会で異なる箇所の詩篇を学んでいます。
私自身そうした長期にわたる多くの時間とエネルギーを注いだこともあって、詩篇というのが、かつて初めて読み始めたときに思ったような、ふつうの詩のような、単に人間の苦しみや祈り、あるいは賛美を書いたという個人的なものでなく、そうしたどこの古代の詩集などよりはるかに深い内容に満ちており、時間を越え、特定の地域を越えて、永遠的、かつ全世界的な内容をたたえているのを知らされてきました。
それで、そうした真理の一端を知っていただきたいと、近いうちに、それらの以前からの詩篇全編(百五十篇)の講話をMP3形式のCDとして発行の予定です。
現在 試作版が第一篇~九十篇までできています。一回の講話は大体三十分前後で、一篇~九十篇までの詩篇の講話が、MP3版CDでは、四枚に収録されていますから、詩篇全体(百五十篇)では、MP3版CDでは七枚程度になるかと思われます。録音時間は、90篇までで、およそ約45時間分が収録されています。予定価格は、送料込みで二千五百円。
なお、ふつうのCDラジカセでも聞ける形式で作成しますと、CDは八十枚近くとなりますので、制作にも相当時間を要するため、価格も一万円ほどになると思われます。
そのため、この詩篇講話を使いたい方は、MP3対応のCDラジカセ、またはパソコンなどを購入されたらよいと思います。このようなMP3対応のCDラジカセは、一般の電器店でもほとんど置いてないので、インターネットで検索しての購入となります。このMP3対応の機器、CDラジカセなどのことがよく分からない方は、吉村(孝)まで問い合わせてください。
この詩篇CDの購入を希望される方は、吉村孝雄まで申込してください。申込先のメールアドレス、電話、FAX番号、住所などは奥付に書いてあるのを用いてください。
今回、まず発行するのは、MP3版ですが、一般のCDラジカセで聞ける形式のCDは、制作に時間がかかるので、例えば、1篇~10篇、11篇~20篇などと、部分的な希望なら、希望に応じることができると思います。

リストボタン編集だより

来信より
○…忙しさから解放されて「いのちの水」誌十一月号を読み始めました。目次の順に、 晩秋ー神との出会い・人との出会いー本当の新しさを求めてー神への信頼と信仰ー主は待っていて下さる という内容まで、まるで一つの文を読むような気持ちで、一気に読みました。
季節も世界も、アブラハムも詩篇もイエスも黙示録も、一つにつながっていると思いました。
書いてあることが、何の無理もなく入ってきました。
こんな経験はめずらしいです。
昨年の「いのちの水」誌八月号を友人から送られてきて「聖霊ー生きた水」について読んだときから、私の中に生きた水が流れだしたような気がします。この感動を伝えたくて思わずペンをとりました。…(関西の方)

○…岡田利彦画伯の「黎明」を見ました。 "奇蹟をどう理解するか"という問いに、"神の全能を信じること"、吉村先生の明解な答え。
本当に、神を信じること、イエス・キリストの十字架の愛を信じること、信仰と愛と希望を与えられ、いかされて、祈ることをゆるされ、喜びと感謝が与えられていることを、深く実感しております。…(東北の方)