紅葉したカエデ 2002.11.14 大分県にて
紅葉は樹木からのメッセージをたたえています。
緑一色であったのに、見違えるような美しい色になって、自然の不思議さを私たちに感じさせてくれます。
そしてこのような色があざやかになるには、冬が近づくときの寒さが関わっていること、もう葉が落ちるというその前にかくも美しい色調になるということも、意味深く感じます。
私たちにとって、寒さはよいものを生み出すようには感じにくいのですが、神はそうした寒さをもこうした美しさを生み出す原因の一つとされているのです。
また、葉が落ちる直前に、美しい色になるということは、太陽が、もう沈むというときに、見違えるような色になり、周囲も赤く染めつつ沈んでいくことを思い出します。
神は寒さも、終わりのときも、それぞれに意味を持つように創造されていくのだとわかります。
人間にとっても、厳しい寒さにあたるときも、その生涯の終わりのときもそれぞれに意味を持っているのが思い出されます。