日本海の道 2012.7.18
これは、今年の7月、舞鶴港から、北海道の南西部にある瀬棚での聖書集会に参加のため、小樽に向うフェリーで撮影したものです。青い空、そしてただ大海原だけが広がるなかに、真っ白い泡をたてて真っ直ぐに進む船の後にできる大いなる道―この青くて白い大路は、私たちの心を天の国へと導く真っ直ぐな道へと思いを誘ってくれたのです。
聖書には、荒野、砂漠地帯における道について記されている箇所があります。
「…そこに大路が敷かれる。その道は聖なる道と呼ばれ、汚れた者がその道を通ることはない。…」(イザヤ書35の8)
神の国への道、それはいかなる人間的な産物もそれを汚すことも壊すこともできない。
神ご自身がそこに敷かれたものだからです。
この大海原にできた道も、そうした清められた大路を感じさせるものがあります。
この世に生きる私たちにとっては、生きる道は、曲がりくねっており、随所で落とし穴や危険な箇所があります。しかし、目に見えないところにおいては、こうした真っ直ぐな道が、神の御計画によって敷かれていると思わされるのです。永遠から永遠へと…。 (文・写真ともT.YOSHIMURA)
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