主日礼拝日時
 
2018年11月11日 主日

聖書講話箇所

「罪赦され、赦すことの重要性」

マタイ福音書18章21節~34節
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新共同 マタ 18:21-34

18:21 そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」

18:22 イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。

18:23 そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。

18:24 決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。

18:25 しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。

18:26 家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。

18:27 その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。

18:28 ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。

18:29 仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。

18:30 しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。

18:31 仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。

18:32 そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。

18:33 わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』

18:34 そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。