新共同 詩
12:1-9
12:1 【指揮者によって。第八調。賛歌。ダビデの詩。】
12:2 主よ、お救いください。主の慈しみに生きる人は絶え/人の子らの中から/信仰のある人は消え去りました。
12:3 人は友に向かって偽りを言い/滑らかな唇、二心をもって話します。
12:4 主よ、すべて滅ぼしてください/滑らかな唇と威張って語る舌を。
12:5 彼らは言います。「舌によって力を振るおう。自分の唇は自分のためだ。わたしたちに主人などはない。」
12:6 主は言われます。「虐げに苦しむ者と/呻いている貧しい者のために/今、わたしは立ち上がり/彼らがあえぎ望む救いを与えよう。」
12:7 主の仰せは清い。土の炉で七たび練り清めた銀。
12:8 主よ、あなたはその仰せを守り/この代からとこしえに至るまで/わたしたちを見守ってくださいます。
12:9 主に逆らう者は勝手にふるまいます/人の子らの中に/卑しむべきことがもてはやされるこのとき。
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