創世記講話
聖書講話 吉村 孝雄
(徳島聖書キリスト集会代表者)
35章16節〜35章27節

「ラケルの死」
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新共同 創  35:16-27

35:16 一同がベテルを出発し、エフラタまで行くにはまだかなりの道のりがあるときに、ラケルが産気づいたが、難産であった。

35:17 ラケルが産みの苦しみをしているとき、助産婦は彼女に、「心配ありません。今度も男の子ですよ」と言った。

35:18 ラケルが最後の息を引き取ろうとするとき、その子をベン・オニ(わたしの苦しみの子)と名付けたが、父はこれをベニヤミン(幸いの子)と呼んだ。

35:19 ラケルは死んで、エフラタ、すなわち今日のベツレヘムへ向かう道の傍らに葬られた。

35:20 ヤコブは、彼女の葬られた所に記念碑を立てた。それは、ラケルの葬りの碑として今でも残っている。

35:21 イスラエルは更に旅を続け、ミグダル・エデルを過ぎた所に天幕を張った。

35:22 イスラエルがそこに滞在していたとき、ルベンは父の側女ビルハのところへ入って寝た。このことはイスラエルの耳にも入った。

◆ヤコブの息子たち

35:22 ヤコブの息子は十二人であった。

35:23 レアの息子がヤコブの長男ルベン、それからシメオン、レビ、ユダ、イサカル、ゼブルン、

35:24 ラケルの息子がヨセフとベニヤミン、

35:25 ラケルの召し使いビルハの息子がダンとナフタリ、

35:26 レアの召し使いジルパの息子がガドとアシェルである。これらは、パダン・アラムで生まれたヤコブの息子たちである。