ローマ信徒への手紙
10章5-13

「主の名を呼ぶものは皆救われる」
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新共同 ロマ 10:5-13

10:5 モーセは、律法による義について、「掟を守る人は掟によって生きる」と記しています。

10:6 しかし、信仰による義については、こう述べられています。「心の中で『だれが天に上るか』と言ってはならない。」これは、キリストを引き降ろすことにほかなりません。

10:7 また、「『だれが底なしの淵に下るか』と言ってもならない。」これは、キリストを死者の中から引き上げることになります。

10:8 では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、/あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。

10:9 口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。

10:10 実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。

10:11 聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。

10:12 ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。

10:13 「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。