NO.38
タイトルと聖書箇所

(2023年改定・最新版)

「長き苦難と忍耐の彼方にあるもの」

ヨハネ5章1節〜8節

2022年6月19日(主日)
口語訳 ヨハ 5:1-8

5:1 こののち、ユダヤ人の祭があったので、イエスはエルサレムに上られた。

5:2 エルサレムにある羊の門のそばに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があった。そこには五つの廊があった。

5:3 その廊の中には、病人、盲人、足なえ、やせ衰えた者などが、大ぜいからだを横たえていた。〔彼らは水の動くのを待っていたのである。

5:4 それは、時々、主の御使がこの池に降りてきて水を動かすことがあるが、水が動いた時まっ先にはいる者は、どんな病気にかかっていても、いやされたからである。〕

5:5 さて、そこに三十八年のあいだ、病気に悩んでいる人があった。

5:6 イエスはその人が横になっているのを見、また長い間わずらっていたのを知って、その人に「なおりたいのか」と言われた。

5:7 この病人はイエスに答えた、「主よ、水が動く時に、わたしを池の中に入れてくれる人がいません。わたしがはいりかけると、ほかの人が先に降りて行くのです」。

5:8 イエスは彼に言われた、「起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい」。

新改訳 ヨハ 5:1-8

5:1 その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。

5:2 さて、エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があって、五つの回廊がついていた。

5:3 その中に大ぜいの病人、盲人、足なえ、やせ衰えた者が伏せっていた。

5:4 [本節欠如]

5:5 そこに、三十八年もの間、病気にかかっている人がいた。

5:6 イエスは彼が伏せっているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。「よくなりたいか。」

5:7 病人は答えた。「主よ。私には、水がかき回されたとき、池の中に私を入れてくれる人がいません。行きかけると、もうほかの人が先に降りて行くのです。」

5:8 イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」

新共同 ヨハ 5:1-8

5:1 その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。

5:2 エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。

5:3 この回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。

5:3 (†底本に節が欠落 異本訳<5:3b-4>)彼らは、水が動くのを待っていた。それは、主の使いがときどき池に降りて来て、水が動くことがあり、水が動いたとき、真っ先に水に入る者は、どんな病気にかかっていても、いやされたからである。

5:5 さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。

5:6 イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。

5:7 病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」

5:8 イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」