NO.90
タイトルと聖書箇所

(2023年改定・最新版)

「イエスを信じるとは、何を信じるのか」

ヨハネ10章31〜42節

2023年7月2日
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新共同 ヨハ 10:31-42

10:31 ユダヤ人たちは、イエスを石で打ち殺そうとして、また石を取り上げた。

10:32 すると、イエスは言われた。「わたしは、父が与えてくださった多くの善い業をあなたたちに示した。その中のどの業のために、石で打ち殺そうとするのか。」

10:33 ユダヤ人たちは答えた。「善い業のことで、石で打ち殺すのではない。神を冒涜したからだ。あなたは、人間なのに、自分を神としているからだ。」

10:34 そこで、イエスは言われた。「あなたたちの律法に、『わたしは言う。あなたたちは神々である』と書いてあるではないか。

10:35 神の言葉を受けた人たちが、『神々』と言われている。そして、聖書が廃れることはありえない。

10:36 それなら、父から聖なる者とされて世に遣わされたわたしが、『わたしは神の子である』と言ったからとて、どうして『神を冒涜している』と言うのか。

10:37 もし、わたしが父の業を行っていないのであれば、わたしを信じなくてもよい。

10:38 しかし、行っているのであれば、わたしを信じなくても、その業を信じなさい。そうすれば、父がわたしの内におられ、わたしが父の内にいることを、あなたたちは知り、また悟るだろう。」

10:39 そこで、ユダヤ人たちはまたイエスを捕らえようとしたが、イエスは彼らの手を逃れて、去って行かれた。

10:40 イエスは、再びヨルダンの向こう側、ヨハネが最初に洗礼を授けていた所に行って、そこに滞在された。

10:41 多くの人がイエスのもとに来て言った。「ヨハネは何のしるしも行わなかったが、彼がこの方について話したことは、すべて本当だった。」

10:42 そこでは、多くの人がイエスを信じた。