NO.103
タイトルと聖書箇所

(2023年改定・最新版)

「愛と経済」

ヨハネ12章1〜8節

2023年10月1日
戻るボタン。 TOPへ戻るボタン。 進むボタン。

新共同 ヨハ 12:1-8

12:1 過越祭の六日前に、イエスはベタニアに行かれた。そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。

12:2 イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタは給仕をしていた。ラザロは、イエスと共に食事の席に着いた人々の中にいた。

12:3 そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。

12:4 弟子の一人で、後にイエスを裏切るイスカリオテのユダが言った。

12:5 「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」

12:6 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。彼は盗人であって、金入れを預かっていながら、その中身をごまかしていたからである。

12:7 イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから。

12:8 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。」