風の歌 2008年1月 写真・文共に貝出 久美子 (徳島聖書キリスト集会員) 今日は です。 更新は です。 |
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↑ 鮎喰川 |
夕べの礼拝 夕暮れの光を浴びて ススキたちが いっせいに夕べの礼拝をしている ハレルヤ! 川から風が吹き抜けて しばしススキの大合唱 やがて夜が訪れて ススキは祈りそして眠る 川は流れて時を刻み 夜明けの光を共に待つ |
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クスノキ 穏やかな夕陽をあびながら クスノキは 枝葉のことを思っていた 体の中に静かに流れる 命の水を どの葉の一枚にも 届けたいと あかるい夕陽をあびながら クスノキは 愛する枝葉のことを思っていた |
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祈られて 「いつも、ここに来ているね ずいぶん大きくなったものだ」 木が少女に語りかける だけど少女は気付かない 「ここに来るたびに いつも見守っていたのだよ ずっと祈っていたのだよ」 だけど少女は気付かない 気付かれないけど 木は祈る 気がついていないままだけど 少女はずっと祈られている |
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木の祈り 木は 目を上げて天を仰ぐ 地の中に 深く下ろした根から 命をくみとり それから まっすぐに 天を仰ぐ 枝の先から 天に射られる 木の祈り |