リストボタン返舟だより    2003/5

ミレーとコローの画集を見ての感想を送って下さった方がいます。
 ミレーの絵を通して堅実な静けさの世界を知ることができ、コローの絵を通して天上から来る光と力に照らされた物が天上に憧れ向かっている姿を知ることができました。
 天も地も祝福された目で見るとこんなに美しく映ることを知りました。私もどんなところにも神の愛を見付けていきたいと思います。
植物にはこんな清い神様の愛が込められていて罪がないことを知らされてきましたが、どんな所にもこの愛を認めていけるようになったら人生観が変わると思いました。み言葉の中にこのような世界に開かれる鍵があると思います。み言葉をいつも「食べさせて」頂けることに感謝です。(四国の読者の方より)

四月二九日に、東京でのキリスト教独立伝道会主催の講演会で、「悔い改めよ、天の国は近づいた!」という題で、一時間ほど話させて頂きました。講演というより、私はこの世で出会うさまざまの言葉のうち、最も大切な神の言葉についてその意味の深さの一端を何とか紹介できたら、そして、その聖書の言葉にこめられた、私たちへの神からのメッセージは何かということを伝えたいという気持ちがいつも心にあります。 人間のいろいろの知識や研究、社会的評論などは、一時的に興味深いものではあっても、決して闇にある人、絶望的な状況にある人を救うことなどできません。しかし神の言はどんな苦しみにある人をも、救う力があります。私自身も短い神の言によって、救い出され、今日あるを得ています。その大いなる神の力になんとか働いて頂きたいという願いをもって語りました。
 今回の講演会には、「はこ舟」の読者からも参加者があり、同じ神の言葉に支えられ、導かれているという思いを新たにして頂き、ともに祈りを合わせ、そこで神の言を共に深く受け止めることができ、感謝です。
 後で、何人かの若い人たちの希望があって、時間を過ぎていたのですが、語り合うひとときを与えられ、若い世代の人たちに主が働かれ、み言葉のために生きる人をさらに起こされますようにと願ったことです。 また、夜は埼玉県の栗原 庸夫さん御夫妻のお家にて一泊をさせて頂き、主にある愛のこもったもてなしをしていただきました。翌日も羽田までも車で送って下さって、今回は私の体調が十分でなかったので助かりました。
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