編集だより
来信より
「原子力発電と平和」の本に関して
・ある方から、 これ読んでまわして、と手渡されたのが、「原子力発電と平和」でした。
ほんとうに、よくお知らせ下さり、知らないことだらけでした。
キリスト者にとっては初めであり、終わりである神のみ言葉の一つ一つは実現していくのですが、 人間の側で神などいない、として生きていくとき、(どのようなことが生じるのか、今回の原発の事故は)その結果を刈り取る時が来ているのでしょう。
何をなすべきか、毎日問われていますが、時がよくても悪くても福音を宣べ伝えよ、のみ言葉に従えない弱さを差し出すのみです。
この本をクリスマスプレゼントに入れようと思いますので、同封した金額で本代と送料にしてください。(関西の方)
・「原子力発電と平和」10冊をありがとうございます。心ある方々にお送りして読んでいただきます。
私自身、原発については無知、無関心であったことを恥ずかしく思います。 発起して原発関係の本を読んだり、テレビの関連番組を観ておりますが、視座が定まらずにおりました。このたびの冊子の副題(キリスト者の視点から)を大事に学んでまいります。(関東の方)
・「原子力発電と平和」の本を、同じ集会の方々や、キリスト者ではないけれどキリスト教や憲法9条、原発問題に深い関心を持っておられる元の職場の方などにも届けさせていただきました。
最後に収録されている「平和への道」以外は、ほとんど「いのちの水」誌で読んで学んだはずなのですが、こうして一つの書にまとめられると、新たな感銘と多くの気付き、示しを受けます。
・また「地震と神の愛」、「平和への道」とを併せて学ばせていただく中で、どんなに暗く、苦しい事態の中にも、神様の愛の御心が秘められていることを固く信じて待つことの大切さをあらためて学ばせていただきました。(関西の方)
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○「原子力発電と平和」の本。第二刷を出したあとも、申込が続いていますので価格、送料などを書いておきます。
10冊セットで購入される方が多いですが、ある方は20冊注文し、さらにまたしばらくして20冊、その後さらに40冊を申込されてきた方もおられます。原子力のことだけでなく、キリスト教の真理にも言及しているので、原発問題と福音伝道の双方の点から用いてくださる方が多くいます。
価格は、1冊500円。 送料は100円。3〜5冊までの送料は300円。10冊セットで購入の場合は、価格は、3000円、送料は500円とします。
○12月11日(日)の午後からの大阪府高槻聖書キリスト集会での、主日礼拝では、兵庫県三田市の河野正道さん(関西学院大学経済学部教授)が、関西学院大学に半年ほど講義に来られているスイスのリーネマン夫妻たちを同行して参加されました
夫君のウォルフガングさんはベルン大学で倫理学を、奥さんのクリスティーネさんも、バーゼル大学でエキュメニカルな宣教に関することに関することを教えておられるとのことで、その専門の関係から、無教会のことにも関心があるいうことで参加されたのでした。
礼拝集会のあとの懇談で、クリスティーネさんが話されるには、ご夫妻とも、原子力発電は明確に廃止すべきだという考えを推進しているとのことでした。原発問題など話しはじめたら、すぐにクリスティーネさんが、私に「あなたは原発を廃止すべきと考えていますか、それとも継続すべきという考えですか」と単刀直入に言われました。私はずっと以前から原発の問題には廃止すべきだと考えている旨を伝えました。すると、彼女は、日本ではキリスト者が原発に反対するということを、公のテレビ、新聞などのマスコミでその意見を述べていますか…などの問いかけがありました。残念なことに日本ではキリスト者はわずか1%ほどで、テレビや一般の新聞ではキリスト者の原発に関する意見などはまったく取り上げられてはいない現状を話すと、残念そうでした。
なお、この方々とともに、関西学院大学神学部の準教授の岩野祐介さんという内村鑑三や無教会に関心をもっておられる方も同行されました。
○聖書講話CD
引き続いて、吉村孝雄の聖書講話CDも、申込があります。
ヨハネ福音書CD5巻、詩篇CD12巻、創世記CD3巻、ルカ福音書CDなどが発売中です。
MP3対応の機器、またはパソコンによってきくことができます。それぞれ、2000円〜3500円ほどの価格です。
MP3対応 ビクター製のCDラジカセも在庫あります。1台価格は8000円です。
このヨハネ福音書や詩篇を、個人の家庭礼拝や、集会でも用いておられる方々もいます。また、福音ラジオのように聞いておられるという方もいます。
○クリスマスには、主が一人一人のところに来られ、その心の内に新たに生まれてくださいますよう、また、来るべき新しい年には、主が新たに聖霊を注ぎ、み言葉を賜ってくださいますようにと祈ります。