戻るボタン次へ進むボタン ハンゲショウ    徳島県小松島市(わが家の庭)     2004.7.05
ハンゲショウ

 この植物の名前は、夏至(げし)から11日目の7月2日ごろ、梅雨明けの時期を半夏生(はんげしょう)というので、その頃に咲くからという説明と、上部の葉が半分化粧しているようになっているからとも言われたりします。
これは薬草として有名なドクダミのなかまであると言われるとその葉や花の形がどこか似ていると感じるはずです。
いずれも花びら(花弁)も、ガクもない花です。
ドクダミは白い花びらのようなものがありますが、植物学的には花びらではありません。
ハンゲショウの花は花びらもないめしべとおしべだけの地味なものですが、葉が上部のところには白くなるという珍しいものです。
それによって白い花のような雰囲気をたたえています。
 緑と白の組み合わせは、落ち着いた静けさを感じさせてくれます。
花の地味なすがたを葉が白くなることによって補い、独特の美しさを表しているもので、このような植物に接すると、このように創造された御方(神)の私たちへの心を感じさせてくれる花です。

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