二つの情報 1999/7
インターネットはもう、日本でも到るところに広がってきた。それによって世界の情報がいとも簡単に部屋にいながらにして、手に入る。それは驚くべきことであるし、たしかにそれらを善用することもいろいろとできる。
しかし、人間はテレビでも雑誌でも簡単に情報が手にはいるとなると、安易な内容のもの、良くない内容のものに引っ張られることは、現在のテレビや週刊誌、雑誌の内容を見ればすぐにわかることである。
インターネットも同様で、きわめて多数の情報は本来どうでもよいこと、あるいは、そうした情報を知ることによって害を受けるものではないだろうか。
インターネットは知識は与えるが、力は与えない。
しかし、神は、インターネットなどができるはるか以前、永遠の昔から、神の国の情報を人間に与え続けているのである。神の国の情報を手に入れるために必要なのは、パソコンでも、電話回線でもなく、ただ聖書があれば足りる。さらに昔は聖書なくとも、祈りだけで神の国の無限の情報を、力を与えられてきたのである。
しかも、その情報はだれでも求めるたけで得られる。
今日の私たちにおいても、このような神の国の情報こそ、一番必要なものなのである。
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