コバノタツナミ (小葉の立浪)徳島県小松島市日峰山 2004.4.20
これは、波が寄せてくるさまに似ているところと、タツナミソウよりも葉がやや小さいためにこの名があります。 山道にて見出すことがありますが、実際にはそう多くは出会わないものです。上の写真のものは、いつの頃からか、わが家の近くの山道に自然に見られるようになったものです。 草丈はこの写真の群生のものでは5〜10センチ程度で、写真のものは赤色ですが、青い花のものが多く、小さな波の寄せるような姿には、心ひかれるものがあります。 この写真の花は私たちに呼びかけているような感じがあり、春の山で出会う野草として印象に残る花の一つです。
このような花は、天の国の小窓のようなものなので、心して見つめているとこの花を創造された神のこと、そしてそこから奥のほうにある天の国が少しは見えるような気がします。