サラシナショウマ 伊吹山にて 2016.7.30
この植物は、1メートル前後になり、しばしば群生して花の季節には、白い花が林立します。
私が、この花を最初に私が見たのは、地元徳島県の最高峰である剣山の標高1500mから上部の特定の山域においてでした。平地では見たことのない白い花がすらりとした茎を立てて上部に真っ白な花が茎をとりまいて咲いている姿は、一見して忘れることのない植物となったのです。
サラシナ(晒菜)とは、若菜を茹でて晒して山菜としたからであり、根の部分は「升麻」と呼ばれる漢方薬になるとあります。
しかし、そうした利用とはちがって、この花をじっと見つめているだけで、私たちの心の栄養となり、薬となるように感じます。
|