ジロボウエンゴサク 徳島県海部郡 2018.4.10
徳島県南部の高知県境に近いところでの、家庭での聖書集会に出向いた帰り、古くからの渓流沿いの山道にて、ジロボウエンゴサクに出会ったのです。
渓谷のせせらぎの音が響くところ、山の斜面のあちこちにこの花が美しいすがたを見せてくれていました。
ジロボウとは、スミレのことをタロボウと言っていたことに対する名前で、エンゴサク(延胡索)とは、この花の仲間の中国名からきているとのことです。
徳島県は人口も74万人ほどと少なく、山地が大部分ですが、そうした山野を歩いてもこの花はどこにでもあるわけでなく、なかなか出会うことは少ないものです。
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