休憩室 2002/9
子供の詩から
きせつのプレゼント
神様は、
きせつごとにプレゼントをくれる
春は、
少し寒いから温かい風と花をくれる
夏は、
暑いだけじゃさみしいから、
せみの鳴き声をくれる
秋は、冬ごもりする動物のために
果物をくれる
冬はしんとして、さみしいから
雪をくれる
神様は、
きせつごとに、プレゼントをくれる
これは小学五年の女生徒が作った詩です。朝日新聞に掲載されていたものです。
一般の新聞や雑誌に、天地創造の神のことが出てくるのはほとんど見たことがありません。「読者の声」の欄においても、そうした内容のものは除いているようです。
そうした中では、このような詩は、珍しいことです。
なお、この詩の評者はつぎのようにコメントしています。
「…神の視点で愛の心を歌うのです。創造主(神)の愛を季節(自然)に重ねて歌ったところが光ります。しみじみとした感動のこみ上げてくる詩です。」