返舟だより 2003/1
○「ことば」の欄に、ヒルティ著「眠れぬ夜のために」からしばしば用いているのは、それを各地の聖書をまなぶ家庭での集会において、聖書を学んだあとで、少しの時間をとって、大体はその日の一項目だけを読書会という形で短時間ですが、学んでいるからです。この書物は毎日の日付とともに短い文と聖書の引用などがあって、短時間しか充てられない場合には好都合なのです。聖書でわかりにくい内容であっても、ヒルティの著作であらたな理解が得られたりする方もあります。内村鑑三の著作は月に一度の読書会で学んでいるので、それも時々引用することがあります。
○来信より
…「はこ舟」を毎月拝読しております。
お送りいただくようになって約一年になりますが、「はこ舟」を読むようになって(ホームページ含む)、聖書のこともさることながら草花や星々、野鳥などに興味を引かれるようになりました。今まではまったく気にも止めなかった家の周囲や職場(紡績工場)の中に咲く草花に目が引かれるようになり、名前を知りたくて図鑑を購入して調べたり、夜空の星を観察するために「星空ガイド」などを購入したりしています。
「はこ舟」十一月号を読んで明け方の空を見ると、本当に金星が美しい輝きを放っているのを見ることが出来ました。
また、木星は昨年の今ごろは、夜オリオン座の近くに見られたのに今年は朝方に金星と一緒に見られるんですね。今の時期は星々がいちばんきれいに見ることが出来ます。(九州の読者から)