リストボタン詩の世界から    2007/5


神は愛である

その愛を
心に深く
感じ取ることが
できたとき
それは 私たちの
最高の時である(沼田吉嗣詩集より)

・山の縦走というのがある。山々のピークや尾根など最高のところをたどって歩むものである。かつて四国剣山や石槌連峰、北アルプス、近畿の大峰山系など何日もかけて重い荷物を背負って歩いたが、さわやかな大気と山なみ、汚れなき霊的な雰囲気等々生涯忘れがたいものとなった。
私たちが日々神のわざを実感し、その愛を感じて感謝を捧げて生きることができるなら、それはいわば霊の世界の縦走のようなものである。
使徒パウロが「常に感謝せよ、すべてのことに感謝せよ」と勧めているのは、そうした見えざる世界の縦走の喜ばしい生を自らが歩み、それを私たちにも与えられるようにとの勧めであるだろう。


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