神はすべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。 (テモテ一・4)
真理はどこに 2008/4
私たちの周りには新聞、インターネット、雑誌、テレビ、ラジオ、DVDなどあふれている。しかし、真理はどこにあるだろうか。究極的真理、永遠の真理はそうしたものを探しても触れることは難しい。
この世界の果てまで旅し、あるいは宇宙飛行士のように地球から空高く飛び立ってもそこにも真理はない。
しかし、私たちが狭い部屋で黙して祈るとき、また近くの山野でまた小川の辺、そして樹木や野草、また星きらめく夜空を仰ぐとき、そこに真理は光り始める。
そこに神の愛がある。どんなに無学な人も、病気の人でも、またこの世の冷たさに泣く孤独な人でも、静まって心を神に向けるだけで真理が近づいて来るし、心のうちに泉のように何かが湧きだすからである。