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来信より
・各2011年5月号届きました。
ありがとうございました。原発の問題点がより具体的に掲載されていて、先月にもまして説得力があると思いました。
原発は現代のバベルの塔です。この世において人間が実行して良いこととしてはならないことがあるのです。
核分裂反応は神様の御心には受け入れられないことを素直に認め反省すべきと思います。
東電副社長、自民党国会議員、自民党支持ご用学者、NHKご用解説者達が今回の事故は想定外の事実と言い続けてきました。
しかし、この”想定外”とは全くの虚偽のだましの言い訳です。
その証拠に、3月27日の毎日新聞の第一面トップ記事に、「東京電力は2009年に経産省から大災害予知とその対策実施勧告を受けていたのに、具体的証拠が無いという理由でこの勧告を無視していた。」という大スクープが掲載されていました。”想定外”などではなく全くの人災です。
今回、福島原発の故障は津波では無くて地震被害であったという重大知見に併せて、対策事前勧告も成されていたのです。…(九州の方)
・先日、先生が同封してくださいました「原発関連の録音、録画集」を聞いて夫も私もとてもショックを受けました。「いのちの水」誌でもずっと取り上げていただいておりますので、福島在住ということもあり、3月11日以降、私達の食卓の話題はいつも「原発関連」です。
実は私も岩波書店発行の「世界」5月号は発売と同時にすぐ買って読んでいました。出版社と寄稿している方達が信用、信頼出来るからです。(若い頃もずっと定期購読していたのですが、ここ何年も読んでいませんでした。)
その他、文庫版で「いのちと放射能」(柳澤桂子著)、 「朽ちていった命 ー被曝治療83日間の記録−」(NHK 東海村臨界事故取材班)など、読むのに勇気のいるものばかりです。しかし目をそらさず「知らなかった」ではなく現実に何が起こっているのか、何故こんなに狭い国にもかかわらず「原発」だらけで、こんなに恐ろしいものを作ってしまったのか、個人レベルでも考える必要を痛感しています。
現在、創世記と並行してヨハネ福音書CD(*)を(このところ、ヨハネ福音に集中)拝聴させていただいているのですが、本当に「こころ揺さぶられる」想いで聖書の権威をしみじみ感じております。神様から信仰をいただけたことが今更ながら何にも代え難い宝と確信致しております。
(*)徳島聖書キリスト集会発行のMP3版のヨハネ福音書の聖書講話CD。