休憩室
○木星
この頃、夜11時ころになると、東から澄んだ輝きの木星が現れてきます。これからかなりの期間、少しずつ見える時刻ははやくなっていきつつ、その光を私たちに見せてくれます。
その、私たちを見つめるような輝き、このところずっと台風などの影響のため、晴れる日がなく、見ることができなかったので、ずいぶん久しぶりに見たその木星の輝きはとくに心に入ってきたのです。
雨上がりの月のない夜、澄みきった東の空に、輝くその透明な光は、その単純さ、清らかさにおいて他のどんなものにもまさるという感じがします。