草花と樹木たち Part Ⅱ.
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(文、写真撮影とも吉村 孝雄)
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草花名一覧
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01 st07_m2.gifタカサゴユリ 02 st07_m2.gifアカネとイヌタデ
03 st07_m2.gifススキ シオン 04 st07_m2.gifフユイチゴとヤマハッカ
05 st07_m2.gifホトトギス 06 st07_m2.gifメガルカヤ
07 st07_m2.gifカラスウリ 08 st07_m2.gifアカネ
09 st07_m2.gifカラタチバナ 10 st07_m2.gifシロバナタンポポ
11 st07_m2.gifスズメウリ 12 st07_m2.gifヒヨドリジョウゴ
13 st07_m2.gifホトトギス 14 st07_m2.gifヤクシソウ
15 st07_m2.gifヤマハッカ 16 st07_m2.gifリュウノウギク
17 st07_m2.gif写真撮影 T.Y(集会員)コメントst07_m2.gif
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st07_m2.gif シロバナタンポポ

st07_m2.gif カラタチバナ

st07_m2.gif ヤクシソウ

st07_m2.gif リュウノウギク

st07_m2.gif スズメウリ

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st07_m2.gifメハジキ

st07_m2.gifヌスビトハギ

st07_m2.gifセンニンソウ

st07_m2.gifアケボノソウ



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メハジキ b010lin.gif
st07_m2.gifメハジキ シソ科 2001.7.5 徳島県小松島市勝浦川にて
 
子供がこの茎を使ってまぶたに張って目を開かせて遊んだからメハジキという。
乾燥したものは、産後の止血、鎮静剤、利尿剤として用いるので、生薬名は益母草(やくもそう)。朝鮮では、葉は食用にも用いている。
独特の葉の形と花の付き方が印象にのこる野草です。
もう何年も見たことがなかったのですが、最近ある大きい川のほとりで見つけたものです
ヌスビトハギ b010lin.gif
st07_m2.gifヌスビトハギ  徳島県小松島市日の峰山にて 8.28

朝夕が秋らしくなってきて、咲き始め、山の野草らしい素朴な花をつける。
この名前は、花の終わった後に足跡のような実をつけ、
それがヌスビト(盗人)の足跡のように見えるため
センニンソウ b010lin.gif
st07_m2.gifセンニンソウ(キンポウゲ科)  2001.9.12 徳島県小松島市 
 
夏から初秋にかけて、山野で多く見られる。白い十字状の花が、清楚で美しい。
山の木々や草の上につるで昇っていき、それらの上で花を咲かせるので、
夏の終わり頃から、山野ではよく目立つ。
学名を クレマチス テルニフローラ(Clematis terniflora)といい、
クレマチス、テッセンの仲間である
 
アケボノソウ b010lin.gif
st07_m2.gifアケボノソウ リンドウ科 2001.10 徳島県美馬郡
 秋の山の野草のうちでも、とりわけ心に残るのがこのアケボノソウです。センブリという有名な薬草を見たことのある人は、どこか似ていると感じるはずです。この花はセンブリと近い種類だからです。 小さい花びらに繊細な模様がついています。この斑点があけぼの(夜明け)の星に似ているとのことでこの名が付けられています。どこにでもある花ではなく、現在では残念ながら減少していく一方のようです。30年以上前に、標高800メールほどの山の谷間でひっそりと咲く姿に出会ったのが初めてでしたが、このごろはもう長い間出会う機会がなかった花です。
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st07_m2.gifタカサゴユリ  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifアカネ  イヌタデ  草花名一覧に戻る.
タカサゴユリ アカネ
st07_m2.gifススキ シオン  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifフユイチゴ  ヤマハッカ  草花名一覧に戻る
ススキ シオン フユイチゴ
st07_m2.gifホトトギス  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifメガルカヤ  草花名一覧に戻る.
ホトトギス メガルカヤ
st07_m2.gifカラスウリ   草花名一覧に戻る. st07_m2.gifアカネ  草花名一覧に戻る.
カラスウリ アカネ
st07_m2.gifカラタチバナ  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifシロバナタンポポ   草花名一覧に戻る.
カラタチバナ シロバナタンポポ
カラタチバナ
冬に赤い美しい実をつける低木には、いくつかあります。高さの順にマンリョウ、センリョウ、カラタチバナ、ヤブコウジなどです。これらのうち、最も多く見かけるのがマンリョウです。実は葉の下に控えめにつけるので、そこに謙遜のすがたを感じる人もいます。
こうした赤い実は花のほとんど咲かない冬の自然にいろどりを与えています。
そして昆虫や、花の少ない季節なので、小鳥たちを支える食料でもあります。


シロバナタンポポ
 タンポポというと、黄色い花を思い出すことが多いと思います。
しかし、このシロバナタンポポは大きい白い花のタンポポで、太陽の光を受けると見る者に語りかけるように大きく開きます。
st07_m2.gifスズメウリ  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifヒヨドリジョウゴ  草花名一覧に戻る.
スズメウリ ヒヨドリジョウゴ
スズメウリ
山の谷間の一角にひっそりと白い実をつけています。はじめは緑の可憐な玉ですが、だんだん秋の深まりとともに白い玉になっていきます。
秋に熟する実で白くなるのは少ないので、目立ちます。カラスウリの赤い実とは対照的な実です。
st07_m2.gifホトトギス  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifヤクシソウ  草花名一覧に戻る.
ホトトギス ヤクシソウ
ヤクシソウ
晩秋に咲く黄色いノギクです。12月にもなお咲いているのを見かけることがあります。ノギクというと青紫のヨメナとかノコンギクを思い出す人がほとんどですが、山路を歩いていて晩秋のさびしくなった山道を美しい黄色の花で飾るのが、ヤクシソウです。
st07_m2.gifヤマハッカ  草花名一覧に戻る. st07_m2.gifリュウノウギク  草花名一覧に戻る.
ヤマハッカ リュウボウギク
ヤマハッカ リュウノウギク
秋の山の美しい白色のノギクです。葉をもむとリュウノウ(龍脳)の香りがあるので、この名があります。この花がいっぱいに咲いている山の斜面の一角を見つけると、そのあたりが清い光が射しているようです。
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