この花は、大雪山の最高峰である旭岳(標高2290m)への登りの途中でみられた花です。高さは30cm~1m程度の低い樹木です。一つ一つの花の直径は6ミリ程度の小さい花ですが、これらの
真っ白い多数の小さな花が寄り集まってくもので、全体として丸くて白い球状になっています。
このようにぴっしりと集って咲かねばならない理由などないと思われますが、植物の花の形、色、このような咲き方など実に千差万別です。
こうしたことも、創造主が無限の変化を好まれることの反映だと思われます。
私たちからみれば理由の分からないことも、創造主たる神はそれぞれの花をそれぞれの個性に創造する理由を持っておられるのだと思われます。
ちょうど芸術家が絵画や彫刻などをつくるときに、それらのひとつひとつの形や色彩、全体の構成など一つ一つに作者の直感や思考が背景にあることを考えてもわかります。
|