リストボタン休憩室    2004/7


緑の葉
夏は、緑一色。野山に花はわずかです。そして暑く、雨も多い季節。その緑の葉でとくに赤い光、青紫の光を多く吸収して、ブドウ糖を造っています。それをもとにして、人間や動物に不可欠な米や小麦のような穀類やさまざまの果物などに含まれるデンプンや糖類を造り、さらにタンパク質や脂肪など、いろいろの栄養物質も造られています。それは大規模な工場でもできない複雑な化学反応です。そして、その葉の内部の工場の排気ガスが酸素なのです。
また使わない光は、反射してそれが緑色となって私たちの目と心をいやしてくれます。
また秋になって、葉が枯れ落ちるとそれは微生物によって分解され大地に養分として入っていきます。
リサイクルという点からも驚くべきしくみです。私たちがただ暑いと思っている間も、黙々と植物たちは葉という工場で複雑な化学反応を続けています。
神が創造されたものは、かくも無駄なくすべてがよく用いられています。
実は人間の社会も、大きな視点から見れば、もし、私たちが神にすべてを委ねていくなら、無駄なものはなく、万事がよきになるように動かされているのだと言われています。「神を愛する者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っている。」(ローマ書八・28より)

夏の夜空
このごろの夜の空でまず目立つのは、サソリ座とそこにある有名なアンタレスです。夜の八時~九時ころには南の空のやや低いところに赤い星が輝いています。まだこのアンタレスを見たことがないという人は、ぜひ見ておいてほしいものです。冬のオリオン座とともに、サソリ座は最も簡単に見つけることができるし、真冬に輝くオリオン座のリゲルや大犬座のシリウスなどの青白い輝きに対して、アンタレスの赤い輝きは印象的です。太陽の二三〇倍という巨大な星で、太陽のところにおけば、地球や火星などもすっかり収まってしまうほどです。なお、リゲルやシリウスの表面温度はそれぞれ約一万 、一万二千度と極めて高温ですが、アンタレスは三千五百度ほどなので、あのように赤く見えるのです。夜空の星を見つめていると、私たちの世界のいかに小さいか、人間がいかに空しいことに明け暮れているかを感じさせてくれるものです。


返舟だより

屋根造りの細腕職人ですが、仕事中に足を捻挫して自宅療養の身となりました。いままで、じっくり読んでいませんでしたが、じっくり読ませて頂きました。ともかくさわやかな感じを抱きました。聖書と今の時代とがよく溶け合って決して神学、学者じみた文の構成がなく、本当にわかりやすく説いておられ、学ばされること多しであります。とかく聖書の真理ということで、やや高いところでふりかざして日曜日の集会で講義をする傾向があるゆえに学ぶこと多しと述べたわけです。
キリストの十字架の道は素晴らしいです。私のいるところは、小松島市から何百キロも離れていて、会ったことも話したこともないのに、何の違和感もなく、いつの日だったか話したねと言える感じが起こるのですから不思議です。
「はこ舟」518号の感想、それはすべて神様にイエス様の御名を通して捧げられて、何一つ異なるものない、と感じました。本当に感謝であります。そして愚生も良きことをしっかり学んでごくわずかでも十字架の道に役立つことができるように祈り求めたいと思います。(関東地方の方)

「はこ舟」を読み、主の生命あふれるみ言葉をわかりやすく伝えて下さり、ありがとうございます。「天路歴程」、「神曲」、ゴードンの著書「死の谷をすぎて」などの内容も紹介されていますが、そこには聖霊の啓示とそれによる啓発、そこにしっかり根源的な伝道の姿勢をもっておられると感じます。立花隆著「イラク戦争・日本の運命・小泉の運命」(講談社)について、著者の立花はキリスト者ではないのでしょうが、的確な歴史への目を持っており、「平和憲法が最大の資産である」と書いてあり、教えられました。(関東地方の方)

聖言を日々の生活に生きる上で心すべき様々の点を平易に、多様な方向からしかも、中心につねに収斂(しゅうれん)させて述べて下さり、心充たされます。(近畿地方の方)

いつも御地でのお集まりの様子をお知らせ下さいましてありがとうございます。「はこ舟」、集会だよりなどを嬉しく拝受しました。お集まりのご様子を偲びつつ繰り返し拝見しております。そして「はこ舟」からはみ言葉の学びについて、多くのことを学ばせて頂きました。伝道とパウロのことなど、あらためて眼を開かれる思いがいたします。これからも再読三読して歩みの指針とさせていただきたいと存じます。私の方も、日曜日の礼拝集会(聖書の学び)のほか、月に一度の集まりを都内で持っていますが、いずれも豊かなお恵みの内にありますことを感謝しております。(関東地方の方)

毎月「はこ舟」、集会だよりなどまた、インタ-ネットでは「今日のみ言葉」に加えて美しい山野草の写真もお送り下さっていつも感謝です。インタ-ネットでお送り下さったものは、各店にネットで配送しております。店によって対応は違っていますが、植物の写真もカラーでコピーして掲示板に張り出している店もあります。日本にはまだまだ聖書に接したことのない人が多いと思いますが、こうして少しでも聖書を知る人が多くなれば有り難いことです。(東北地方の方)


お知らせ

はこ舟協力費を送っていただくときに、従来は切手で送って下さる方も割合いたのですが、最近は、クロネコメール便 に変更したため、切手を使わなくなっています。それで、切手以外の方法(郵便振替または定額小為替)でお送りいただくと好都合です。振替番号は、「はこ舟」の末尾に書いてあります。また小為替はあまり使ったことのない人が多いようですが、どこの郵便局でも取り扱っていますし、普通の封筒にて手紙文や連絡文とともに送付できます。 (なお、もし古い切手があるとか何らかの理由がある方は切手でも結構です。テープ発送などに用いていますので。)
八月七日(土)~八日(日)は、京都の桂坂にて、例年のように近畿地区無教会集会が開催されます。私たちの集会からも参加者があり、吉村(孝)は次の瀬棚聖書集会とともに聖書講話を担当しています。
八月十三日(金)~十六日(月)まで、吉村(孝)は北海道瀬棚での瀬棚聖書集会に参加。瀬棚とは、奥尻島の対岸にある日本海側の町で、札幌から二百キロ余りの距離にあります。
静岡市の石川 昌治氏が、八月二八日(土)午後に来徳され、翌日二九日の主日礼拝にて聖書講話をして下さいます。主題は「ガラテヤ書を学ぶ」(ガラテヤ書二章1920節)です。
「祈の友」四国グループ集会。九月二十三日(木)秋分の日に開催予定です。
去年は松山にて、今年の会場は、徳島聖書キリスト集会場。


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