無教会全国集会二〇〇八・徳島に参加して 2008/5
以下に、全国集会が終わってから私(吉村 孝雄)宛てに届いたメールでの内容の一部を掲載します。長い文には私がみやすくするためにタイトルを付けています。全国集会に関して参加者の方々が何をどう感じたか、それによって主が働いて下さった一端に触れることができればと願っています。そうすることで、いっそう主イエスのはたらきが浮かびあがってきますようにとの願いによってここに引用させていただきました。
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○福音への新たな希望
主イエス様の姿を、心に刻んで歩んだ徳島の集いでした。
始めの沖縄のご姉妹を始めとするお話、手話による主への賛美、お二方の主日礼拝のお話し、それぞれが心に残りました。不思議なことに、疲れを全く感じない、二日間でした。眉山は穏やかで美しい姿でした。
印象深かかったのは、最後の日の晩に訪れた、徳島聖書キリスト集会の集会所でした。
福音を求めて集まる人々、その人々が入れなくなって、集会所が少しずつ広げられて来た姿に、パウロの時代の集会の姿を思いました。キリストの教会とはこのようにして、できて行ったのだと思いました。
今の教会は、始めに教会堂を建てることに心血を注ぎます。無教会の物に執着しない姿を深く思いました。
福音への新しい希望を心に宿すことができました。その恵みを深く考えて参ります。(関東地方の方・男性)
○聖霊と恵みの雨
今回の全国集会は、聖霊と恵の雨が豊かに降り注ぐ、本当に良い会になりました。
祈りが聞かれ、参加したそれぞれの方々に、神が与えてくださったものは計り知れないと思います。
私の人生にとっても、とても大きな出来事になりました。
ありがとうございました。お疲れになったことと思います。
スタッフのみなさんのご健康が守られますように。
昨日は徳島の全国集会から帰ってすぐに、ひきこもり青年(心も病む)と一緒に仕事をしました。悶々としている彼に、初めて「聖書を一緒に読もう!」と呼びかけたところ、意外にすんなりOKだったので、さっそく仕事をしながら神の愛の話をしました。君も神に愛されている大切な一人であること、それに君が気づいていないだけのこと、努力や精進やがんばりで救われるのではないこと…
徳島での集会中に、こちらで暴発して、私の妻に「地獄へ落ちろ!」と叫んでいた彼の目から、涙がぽろぽろとこぼれました。
今週から、彼のための聖書の会を妻と3人で持てたらと思っています。
こんな出来事も、私が徳島でいただいたものがあったからだと思います。
感謝いたします。(中部・男性)
○昨日までの全国集会でのたいへんなご苦労を深く感謝いたしております。その御旨の真意には計り知れぬものがあると思います。主日礼拝の講話で「神は回り道をされる」との御旨を受けとめられたことに、いたく感銘を受けました。…(近畿・男性)
○聖霊による明るさ
明るく聖霊に満ちた集会をありがとうございました。印象に残ったのは、各地からの参加者の感想の中で確か東京からの女性の方が「入った時とても明るいのでびっくりした」と言われて、子供の時にキリスト教の集会に行った時に集会に参加する人は聖書を包んだ風呂敷を持って暗い顔をしているのですぐわかった、という話をされたことです。
何かの本でも同じようなことを読んだ事がありますが、昔のクリスチャンといえばすべての罪を一人で背負ったような暗い顔をしていたイメージがあるようです。
イエス様は全然暗くない。ユーモアたっぷりで、快活で、食欲も旺盛です。クリスチャンはイエス様を見習うべきだろうと思います。
私は三〇年間待って、よき集会に招いてくださった神に感謝しています。
もっと早く教会に行っていたら、多分、キリスト教を間違って理解し離れてしまっていただろうと思います。啓示に導かれた吉村さんの聖書の講話に感謝しています。(近畿・男性)
○この度は参加できて本当に良かったと感謝しています。多くの霊的たまものと、昔の懐かしい方々と再会できたことも言葉に尽くせぬ感謝でした。
準備運営は本当に大変だったこととお察しします。主が疲れを癒し祝福して下さいますように。(中部・男性)
○全国集会の主日礼拝だけでしたが、長女と共に参加させていただき 大変恵まれました。… 今日、お二人のご講話をお聞きして、私も人生における神さまの愛と導きを深く感じさせられました。 本当にありがとうございます。 皆様の上に神さまの祝福が豊かにございますように。(四国・女性)
○バリアフリーの徳島
聖霊に満たされた本当に素晴らしい全国集会でした。午前4時、宿泊していたホテルの七階から 星が見えました。徳島での星、嬉しくて、星を見つめつつお祈りしました。窓越しですが、朝日も写しました 感無量でした。…
心にも体にも、バリアフリーの徳島の皆様の輝いたお顔を思い出して感謝しております。徳島では良く眠れました。聖霊の風がふんわりと包んでくださったからですね。 本当に有難う御座いました。(中部・女性)
○全体的にはとてもすばらしい集会であったことが参加した一日を通してよく分かりました。特に、徳島の人たちの神様への真実な心からの祈りとご愛労に主が豊かに答えてくださったのですね。(四国・女性)
○一致した祈り
栄光在天。全国集会を終えて、昨日(12日)午後3時過ぎに家に到着しました。
着替えを済ませて病院に駆け付け、透析。あわただしく一日を過しました。でも、大変に充実した一日でした。
二日間の充たされた集会のプログラムを家内と共に何度もなぞって語りあっています。
お名前は知っていたが、一度も会ったことのない御方とも言葉を交わしたり、写真を共に撮ったり…。
明るく、爽やかな風の吹き渡った二日間の集会を感謝しています。
徳島聖書キリスト集会の兄弟姉妹が一致した祈りが、伝わりました。この集会から、生きた真実の信仰が津々浦々まで浸透して、無教会の群れのリバイバルが起こることを祈っていきたいと願います。(北海道・男性)
○主の祝福、愛と恵み
昨夜、充分な睡眠が与えられ、本日、無事に帰ってくることができました。不眠に悩まされてはいましたが、出発の前日から不思議と眠れるようになり、期間中も快適なホテルで安眠でき、二日目も皆様と一緒に早朝祈祷会からスケジュールを始めることができ感謝でした。
徳島聖書キリスト集会の兄弟姉妹の皆様の篤いお祈りのおかげと感謝申し上げます。
全国集会は、かつてないくらいの感動の連続でした。聖霊にみたされた思いです。
神様のご祝福にあふれていました。キリストの愛と恵みが満ちていました。
ことに、勝浦さんと松田敏子さんの証言は感銘深いものがありました。聖日の午前の手話讃美、吉村、関根兄の講話、平易な話し振りながら、内容は重厚でした。ここにも主がお働きになって、語るもの、聞くものともに聖霊をお送りくださったと思われております。
その他、すべてにわたってこまかな配慮がなされ、満たされ、くつろがされ、いやされた日々でした。
毎月、「いのちの水」誌や「集会だより」を読ませて頂き、毎月の礼拝CDを聞かせて頂いていて、徳島聖書キリスト集会の場所を是非拝見したいものと願っておりましたが、プログラム終了後の夜には集会場での交流会があり、それもかない感謝でした。
この恵みをこの地の教会にまた、こちらの集会にぜひ分かちたいと願っております。本当にお世話になりました。徳島聖書キリスト集会の兄弟姉妹の皆様にくれぐれもよろしくおつたえください。(中部・男性)
○主の御名を讃美し感謝いたします。この度は、全国集会のご盛況、おめでとうございました。皆様のご愛労により、そして神様の大きな御手によって、あのような祝福に満ちた会になったものと思います。
このような会に参加させて頂きまして、本当にありがとうございました。
お陰様で、大きな恵みを体いっぱいに受けて帰って参りました。(関東・男性)
○主が障害者と共に・福音の中心
前夜の交流会に始まり、2日間のプログラムのすべてが主イエスをお迎えした霊感溢れるときであったこと、本当に感謝でした。いまだにその余韻に浸っています。忘れがたい時となりました。
特に障害をお持ちの方など弱い方々と共におられる主が証されたことは圧巻でした。このような集会は徳島をおいてほかでは不可能でしょう。
松田敏子さんのメッセージを伺えたこと、勝浦良明さんにお会いでき、証を伺えたことは奇跡でした。
従来の全国集会にありがちな「無教会・内村」に焦点が当てられるのでは無く、「イエスの十字架と復活」の福音の中心が輝いていたことが何より嬉しく思いました。
私は「時間を守ること」は無教会の大切な伝統だと思っています。今回を機に良き伝統が復活・確立されることを望みます。
ご準備くださった方々のお祈りが如何に熱いものであったことか、感謝あるのみです。お一人お一人がキリストの体の役割分担を果たされたことにも、生ける主を実感しました。(九州・男性)
○無教会の前進
徳島集会のみなさまお一人お一人が一つになってお祈りくださり、私たちの聖書集会のみならず、松田さんを覚える皆さんの祈りが合わさり、神様が御業をなしてくださったと信じます。徳島集会の皆様に、祈りと具体的なこのたびのおもてなしを受けることを通して、親しいものとさせていただきました。
矢内原忠雄 25周年記念講演会で、かつて溝口先生が「無教会の前進とは何か」という演題で講演されたその内容の後半部が十一日(日)の礼拝で紹介され、今回 徳島での全国集会に参加して、深く以下の内容に共感できました。
「福音の根本である『十字架の信仰』と『平和を作り出す使命』とから逸脱しない限り、いかに細分化しても多様化しても、かえってそれだけ日本社会にきめ細かく入り込むことができるのであって、なんら心配しするに当らないと思うのであります。2~3人主の名によって集まる小集会が、日本全国の隅々まで細胞のように生まれ、祈りと聖書の学びを通して成長し、さらに小集会を生んでいく、独自の個性をもった集会が互に交流し、課題に立ち向かう時には連帯し助け合う。一致した課題であれば教会とも共にたたかう。無教会の目指すエクレシアはそのようなものとして世俗社会の中に溶け込み、根づいていきたいものだと思うのです、これが
私の夢みる無教会の前進であります。」(中部・男性)
○聖霊の風
全国集会から帰った翌日、ゴスペルの練習に行ったのですが、そこで、「Welcome Holy spirit」(聖霊よ、おいでください)というゴスペルを歌いながら、「ああ、今、わたしは、『聖霊よ、おいでください』とは、どのような意味かわかって歌っている!」とはっとしました。
「あの、徳島での全国集会のように、今、聖霊の風がそよそよと吹きわたるひとときとなってほしい、と、そういう祈りの歌なんだ!」
おもわず、友人たちに、「わたし、今初めて、聖霊がわかった!」と言ってしまったほどです。
みなさんとともに主を讃美したこと、四人の方々の聖書講話を通して、ずっと思い悩んでいたことに、明確な答えを与えられたこと、たくさんの、愛する兄弟姉妹と出会えたこと、たくさんの証しを聴くことができたこと、本当に実りある、すばらしいひとときでした。
また、恵みとともに、自分の弱さ、罪深さも感じさせられましたが、それも目が開かされた、ということなのだと信じ、ぐっと見つめて進んでいきたいとも思います。(関東・女性)
○十字架の赦しと聖霊
今回ははっきり以下のことを学びました。
イエスの十字架の赦しを受け入れるかどうかに命と死との分岐点が明瞭にあるということ。
それに基づく体験を語り歌えば、聖霊は働くということ。
それについて勉強した知恵を語っても、それに関する他人の体験を語っても、聖霊は逃げ出してしまうということ。
要するに、十字架の赦しを生きていなければ、「我と汝」の関係で十字架に向かわなければ、だめだということです。
次回の東京での全国集会の出演者がそのような人に満ち溢れることを祈ります。(関東・男性)
○歓びの余韻
「無教会全国集会・徳島2008」ありがとうございました。すばらしい集会でした。「神の愛と導き」、豊かな聖霊に満ち溢れる讃美と祈りの集会に参加できた歓びのこの余韻を大切にいたします。徳島の集会の皆さま、開催前の準備、またすべてに行き届いたプログラムの進行…。
最後の夜の交流会、故郷に帰ったようなスイートホーム的な和みをも感謝いたします。(中部・女性)
○私はあのような大勢の集会に参加したのは初めてです。自己紹介だけの参加でも恵まれ感謝でした。
いろいろな立場の方々が一つの心となって神様を見上げ讚美することは本当に素晴らしいことです。感動致しました。(四国・女性)
○この度は、全国大会に参加させていただき、ありがとうございました。とても新鮮で、深く心が耕されたような思いです。心から感謝です。徳島集会の人数の多さに驚いたのですが、それよりもその多様性と柔軟性、熱心さには目を見張るものがありました。なんだかゼロからやり直したい、と思いました。日々の歩みを大切にしたいと改めて思います。(東北・女性)
○--- それに致しましても、整然と、かゆい所に手が届く愛情あふれるご運営、感服、感謝の他ございませんでした。
私ども共通の信仰の師に当たります、矢内原忠雄が言っております「虐げたるものの解放、沈めるものの向上」が実を結んでいる姿を目の辺りにして、真に生きた信仰の力の威力、これを可能にしてくださる神の愛の実在を信じさせて頂きました。(関東・男性)
(ここに掲載した、今回の全国集会に関する感想は、全国集会終了後五日ほどの間に吉村孝雄宛てにメールで送られてきた個人的な感想から抜粋したものです。やや長い文には見やすくするためにタイトルを付けました。)