水野源三の詩から
しみる
雪解け水が
地にしみる
主のみ言葉が
わが胸にしみる
・心にしみる、神を知らないとき、なにが心にしみるだろうか。よい音楽、美しい風景、人間の愛、思いやり…いろいろあるだろう。
しかし、最も魂の深みにしみるものは神の言葉。それは、数千年も人間の最も深いところを流れてきた水の様なものだからである。そしてそのしみ入ったみ言葉はまた、外にあふれていくものとなって他者にも及んでいく。
御霊の神よ 働きかけて
いくらみ言葉を聞いても
理解できないあのともに
御霊の神よ 働きかけて
救いの御業をなしたまえ
ますますかたくなになって
素直になれない心に
御霊の神よ働きかけて
救いの御業をなしたまえ
どうしてもナザレのイエスを
主と呼べない者に
御霊の神よ働きかけて
救いの御業をなしたまえ
・人がキリストと愛の神を信じるということは、一つの神秘である。人間の説得や説明ではどうしても超えられない壁がある。それゆえに、祈る。聖なる霊が働きかけてくださいと。